1982年に設立されたケーブルテレビ局。
半田市、阿久比町、武豊町の一部をサービスエリアとし、学校行事、地区やサークルの活動等、身近で地域に役立つ情報を発信し続けています。
夏の甲子園をめざした試合も、愛知県内のケーブルテレビ各局が連携し、全球場からの中継を実現。2023年の「第九回はんだ山車まつり」では祭りの模様を全国に配信しました。
地域情報番組からドキュメンタリーなど映像コンテンツまで
設立から40年以上にわたり地域に役立つ情報を発信し続けているCAC。コミュニティチャンネルとして、地域の気象・災害に関する情報提供、お祭りや学校行事、成人式等、限られたエリア内での話題を中心に放送しています。平日の夕方5時から放送している「CACかわら“番”」は根強いファンのいるオリジナル情報番組です。
地域の情報だけでなく、大型の映像コンテンツも手掛けています。「はんだ山車まつり」がはじまるに至った経緯を描いたドキュメンタリードラマ「1979 はじまりの物語」は地域の方々をメインキャストとしてオーディションを実施して制作、大きな反響が寄せられ映画化もされました。また、歴史ドキュメンタリー番組 「天下統一を支えた母 於大の方とめぐる知多半島」 を制作、大河ドラマ「麒麟がくる」で於大の方を演じた松本若菜さんをナビゲーターに迎え、地元の人もほとんど知らない知多半島の戦国史を掘り下げて紹介しました。
放送だけでなく、情報社会の重要なインフラとして地域のお役に立つ
CACと言えば、地域イベントやお祭りなどに取材クルーがきているのを見たことがある人は多いと思います。実際に放送に関わる会社だと思われがちですが、インターネットや固定電話のサービスも提供しています。ケーブルテレビ網を使ったインターネット通信サービスをいち早く開始。現在では光回線を使った通信サービスを提供しています。
多様化する情報社会の重要なインフラとして心がけているのは「顔の見えるサービス」。家庭の機器にトラブルがあればできる限り早く駆けつけ、設備の保守を行っています。
通信分野の広がりを受けてケーブルテレビ局もそれに対応する環境整備に力を入れています。同じ知多半島地域や全国のケーブルテレビ局と連携した番組の供給体制やサービス提供も進んでいます。
クラウドファンディング事業にも取り組んでいます。地域の皆さんが使いやすいクラウドファンディングとして、プロジェクト立ち上げ支援や告知をサポート。放送事業にとどまらず、地域情報の伝達を事業の目的とし、地域の方のお役に立つことを模索し続けるローカル放送局です。