事業所紹介
愛知道路コンセッション(ARC)は、2016年10月1日に愛知県内8路線の有料道路の運営事業を開始した、全国初の有料道路運営を行う民間企業です。前田建設工業株式会社を代表とする民間企業5社の出資により設立されました。
県内8路線の有料道路は以下の通りです。
・知多半島道路
・知多横断道路
・中部国際空港連絡道路(セントレアライン)
・南知多道路
・衣浦トンネル
・猿投グリーンロード
・名古屋瀬戸道路
・衣浦豊田道路
全国初の民間事業者による有料道路運営会社
<全国初の民間事業者による有料道路運営会社>
これまで道路整備特別措置法に基づき有料道路の運営は、都道府県等の道路管理者や地方道路公社に限られてきました。
しかし愛知県は、民間事業者の創意工夫を活かした料金設定やパーキングエリアの魅力向上などの利用者サービス向上、効率的な運営、沿線開発等に伴う地域経済の活性化を期待し、2016年8月31日に愛知県道路公社と愛知道路コンセッションの間で契約を締結、有料道路の運営を民間事業者が行うことになりました。
<安全・安心を守りながらサービス向上への取り組みは民間企業ならでは>
道路維持管理情報(構造物の設計図・点検調書等)のデジタル化・クラウド化・データベース化を進め、情報を一元的に管理することにより効率的な道路資産管理を行っています。また現場作業の効率を高めるため、モバイルカメラを活用したテレビ会議システムを導入し、現場での点検作業者と本部責任者をリアルタイムに接続しています。
このシステムによって緊急時には被害状況を即時に把握するとともに、現場作業者に対して本部から技術的なバックアップを行うことで時間とコストの両面から効率的に業務を進めています。
サービス向上の取り組みとしては、2017年より、一定期間中、知多半島の有料道路が1日乗り放題になる「1DAYチケット」「ETC乗り放題」キャンペーンを実施しています。
安全・安心な道路であることは大前提として、快適で利便性が高く、低廉で良質なサービスを提供する道路を目指し、民間企業ならではの取り組みを進めています。
